6.保険は保険、貯蓄は貯蓄?
【保険でお金を貯めてみよう!】
さて、ここでは一旦「保障」から離れて、「保険で貯蓄は可能か?」ということを考えていきます。結論から言うと、現在の預金金利状況からいくと保険でも十分に貯蓄ができます。
利用する保険はもちろん「貯蓄型」の保険となりますが、今回は「終身保険」VS「定期保険+普通預金」で考えてみます。では、早速比較してみましょう。
Aさん:30歳・男性
■Aさんの考え:「貯蓄を兼ねて、1千万円の終身保険に加入しました」
【終身保険】
 月額保険料:19,570円×12ヶ月×30年=7,045,200円(支払総額)
60歳時点での解約返戻金:7,243,680円
※A生命:終身保険で試算
Bさん:30歳・男性
■Bさんの考え:「やっぱり貯蓄と保険は別々でなきゃダメだよ。保険は安いのが一番。と言うわけで、1千万円の定期保険に加入しました」
【定期保険】
 月額保険料:4,170円×12ヶ月×30年=1,501,200円(支払総額)
60歳時点での解約返戻金:0円
※A生命:定期保険で試算
■比較ですから、Aさんが支払った月額保険料19,570円との差額、15,400円をBさんは貯蓄に回しました。
【貯蓄(貯金)】
 月貯蓄額:15,400円×12ヶ月×30年=5,544,000円(支払総額)
60歳時点での貯蓄額:5,544,000円
※現在はほぼ「ゼロ金利」のため金利は加算されていません。
やがて二人は60歳になりました。
■60歳のAさんの感想
保険料の支払いもやっと終りました。これからは1円も支払わなくても1千万円の保障が一生涯あります。それに払込んだ保険料よりも解約返戻金が増えているのも嬉しいですね。楽しみなのは「老後のために保障をやめてお金にするか」、それとも「家族のために保障を続けるか」、ゆっくりと考えることです。まあ、どっちにしても引退してからの老後が安心なのは確かです。
60歳までに貯まったお金:7,243,680円
■60歳のBさんの感想
保険の支払いが終ったのはいいのですが、保障は無くなってしまいました。家族を思うと不安です。でも貯蓄をしてきたのでだいじょうぶ・・・あれ?ぜんぜん増えてません。保障は無くなるし、お金は貯まってないし、なぜこんなことになったのでしょうか?ちょっと老後が不安になってきました。
60歳までに貯まったお金:5,544,000円
結果考察
月々の支出額は同じ19,570円なのに、AさんのほうがBさんよりも、約170万円多くお金が貯まっていました。また、Aさんの場合は保険を続けることも出来ます。
今回の比較実験に使用した数値は実際の数値です。このことからも、お金の貯め方によっては、将来大きな差が付いてしまうことがご理解いただけたのではないのでしょうか?つまり生命保険も立派な利殖方法として利用することができるのです。ただし、この例は、なぜか「保険は保険、貯蓄は貯蓄」と唱える評論家や保険ジャーナリストが多く、一般の方には情報が偏っていることを危惧して、@ゴクウ式に「保険でもお金は貯めることができる」ことを実証するために書かれたものですので、「すべてを保険に委ねましょう」というのではありません。
自分のお金ですから、使い方(貯め方)はよく考えてください。大事なことは、将来のために自分でしっかりと選ぶことです。
⇒7.保険の見直し7つのキモへ続く
|
生命保険ランキングブログ@ゴクウ式
最新記事情報
|