生命保険の見直し7つのキモ|生命保険ランキング@ゴクウ式

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7.生命保険の見直し7つのキモ


【これであなたも保険通】

いよいよ「生命保険の基本」の最後の項目、「保険の見直し7つのキモ」です。さて、ここで勘違いしていただきたくないのは、生命保険そのものに「悪い保険」というのは無いということです。仮に契約した保障内容に該当したにもかかわらず保険金が給付されないのなら、それは「詐欺」です。でも、そのようなことはありえません(※最近そんな事件が相次いで起きていますが・・・)。

ここでお伝えしたいのは、「保険の選び方のポイント」です。保険を見直す場合でも、選び方がわからないと結局は「失敗」します。内容はカンタンですから、しっかりと覚えていただきたいと思います。


1.安全な保険会社を選ぶ

■高い格付けの保険会社を選ぶ

スンタンダード&プアーズ   ・ムーディーズジャパン

上記はアメリカの民間格付け会社です。他にも日本などにも格付け機関がありますが、どちらかというと「日本びいき」のため、参考程度にしてください。
※各社の格付け一覧サイトを作りましたので参考にしてください。
保険会社ランキング@ゴクウ式

■ソルベンシーマージン比率の高い会社を選ぶ

ソルベンシーマージン比率とは「保険会社の保険金支払能力を示す比率」です。この比率が200%を下回ると業務改善命令が発令されます。しかしながら、以前に破綻した会社は破綻前に200%を下回っていませんでしたので、過剰な信用は禁物です。


2.健康なうちに加入する

往々にして人は「不健康」になってから保険のことを考えるようです。ご存知のように健康を害してからの保険加入は、非常に厳しいものがあります。健康なときにこそしっかり保険を考えるべきなのです。

以前ある方から「何か良い保険ありませんか?」という内容の電話をいただいたのですが、なんとその方は入院先の病院から電話を掛けていたのです。笑えない本当のお話です。

また仮にあなたが入院したとして、その病床でお金の心配ばかりしていたら、治る病気も治りません。「きちんと保険に入っておけばよかった」では、遅すぎるのです。


3.税金のことも考えてみる

これはなにも「税金のことを勉強してください」と言いたいわけではありません。ここでの税金とは「契約形態」によって税金が掛かってしまうことがあるので、注意していただきたいのです。

▼以下のように、契約形態によって税金の課目が変わります。
契約者 被保険者 受取人 税金
夫(妻) 夫(妻) 妻(夫) 相続税
夫(妻) 妻(夫) 夫(妻) 一時所得税
夫(妻) 妻(夫) 子(親) 贈与税
○契約者⇒生命保険会社と保険契約を結び、契約上のいろいろな権利(契約内容変更などの請求権)と義務(保険料の支払義務)を持つ人。
○被保険者⇒その人の生死・ケガ・病気などが保険の対象となっている人。
○受取人⇒保険金・給付金・年金などを受け取る人。

ここで取り上げるのは契約形態が、契約者「夫」・被保険者「妻」・受取人「夫」・税金「一時所得税」のケースです。

◆ケース◆

ご夫婦でお店を切り盛りしながら、育ち盛りのお子さん3人を抱えるAさん御一家。しかし突然奥様が病に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまいました。涙に暮れるAさん。そんなとき奥様の言葉を思い出しました。

「私に万が一のことがあったら、保険の3,000万円は子供たちの進学資金に充ててね」

早速Aさんは保険金受取の手続きを済ませ、無事3,000万円を手にし、亡き妻との約束を果たすため、再起を誓うのでした。
ところがある日、給付された保険金に税金がかかることを知り、Aさんは呆然となりました。


そこで専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に税額を計算していただきましょう。ご登場いただくのは新鋭FPとして注目株の「ワイズライブ」の鈴木洋平さんです。

鈴木: まず一時所得ですが(この場合はその年に他に所得がないことが前提です)実は所得税の計算をする場合、他にも控除するものがあるんですが、今回は加入形態で「税金が発生する」ことを問題としていますので、住民税等はザックリとした計算をしています。

条件は以下の通りです。
●保険金額:3,000万円
●支払保険料総額:1,000万円

▼課税額
{3,000万円−1,000万円−50万円(控除額)}×1/2=975万円

▼所得税
基礎控除:975万円−38万円(基礎控除)=937万円
所得税額の計算:937万円×30%−123万円=158.1万円
定率減税:158.1万円−25万円=133.1万円

▼住民税(市町村税および県民税)
84.14万円(計算式は省いています)

▼税金総額(一時所得税)
133.1万円+84.14万円=217万2400円

鈴木洋平さんありがとうございました。


◆なんと税金総額「約217万円」もの支払い義務があることがわかったAさんは、途方に暮れながらつぶやきました。

「なんで契約するとき、保険会社の人は教えてくれなかったんだろう?これでは妻も浮かばれないよ。」

誰もが保険には目的があって加入しています。Aさんの奥様は自分にもしものことがあったら、「子供たちの進学資金」として保険金3,000万円を残したかったのです。にもかかわらず約217万円ものお金を税金として、国に差し出さなければならないのです。さぞ奥様も無念だろうと思います。

なぜこのような事態を招いたかと言うと、最初に言ったように契約形態が、

契約者(夫)+被保険者(妻)+受取人(夫)=一時所得税

だったからです。つまりこの契約形態だと保険金は「一時所得」となり事例のように多額の税金が徴収されるのです。

ではAさんはどのような契約形態にすればよかったのでしょうか?それは以下の契約形態にすればよかったのです。

契約者(妻)+被保険者(妻)+受取人(夫)=相続税

このような契約形態ですと「相続税控除」がありますので、保険金3,000万円を受け取っても税金は「0円」だったのです。「0円」と「217万円」では、天と地ほどの差があります。早速あなたも保険証券を引っ張り出して確認しましょう。

もし契約形態が「夫+妻+夫」や「妻+夫+妻」になっていたら、「一時所得」ですので、保険会社に連絡して「妻+妻+夫」や「夫+夫+妻」に変更しましょう。


4.たまには保険証券を見てあげる

さて保険証券を引っ張り出してきましたか?タンスの引き出しとかに置いている方が多いのではないでしょうか?また中には「あれ?無い!どこだっけ?」などと、あわてた方もいるかと思います。

この保険証券を「ときどき見てあげる」行為は大切な意味があります。まず、家族に置いてある場所を教えあうか、一箇所で保管してください。これは「保険金請求忘れや失効を防ぐため」です。入院給付金なら別ですが、死亡保険金請求には請求有効期間というものがあります。失効したら1円も給付されませんので絶対にやってはならない失態です。ですが家族がその置き場所や保険加入の存在自体も知らなければ、失効も現実のこととなる恐れがあります。ですから家族一緒に一箇所で保管するのがベストです。しかしこう言うと「え〜、でも泥棒とか火事が心配」という方がいますが、保険証券を盗む泥棒はいませんし、もしいたら相当なマヌケでしょう(笑)。保険証券は「有価証券」ではありませんから、紛失や焼失しても保険会社に連絡すればすぐに再発行してもらえます。

もうひとつ大切なのは「保障内容を確認する」ことです。生命保険は加入前はいろいろ考えたり調べたりして、比較的保険を理解して加入しますが、2〜3ヶ月もするとほとんど忘れてしまいます。記憶力に自身のある方でも一年くらいで「あれ、忘れた」となります。なので忘れることは仕方の無いことなのですが、年に一回くらいは保障内容を確認してください。そしてその保障内容が現在の自分や家族に合っているかどうかも確認していただきたいのです。これは加入時と確認時では生活環境やあなたの考えが変わっている場合があるからです。大切なことなのでぜひ実行してください。


5.目的やライフスタイルに合った保険を選ぶ

「賃貸(定期保険)に住むのか?持ち家(終身保険)に住むのか?決めましょう」
あなたの求めるタイプの保険を選択しましょう。※3つの基本形参照

「GNPで勧められるまに加入しないようにしましょう」

「GNP」をご存知ですか?「国民総生産?」・・・違います。生命保険で言うGNPとは、「義理(G)」・「人情(N)」・「プレゼント(P)」のことです。このGNPで勧められるまに加入しないようにしましょう。自分できちんと選ぶことが大切です。

「無理なく加入を続けられる保険に加入しましょう」

契約時点で勢い余って高額な保険料の保険に加入すると、あとあと家計を圧迫して、結局は「解約」ということになりかねませんので、契約前にじっくりと家計と相談しましょう。

「家族に加入内容を説明できるようにしましょう」

これは詳細を説明するのではなく、加入保険会社名・死亡保険金額や入院給付日額・保険料等を話せる程度で結構です。特に「保険会社名」は必ず家族に伝えましょう。なぜなら、あなたが万一のときや入院したときなどは、家族があなたにかわって手続きをする場合があるからです。また、保障内容を話すことによって、より理解も深まります。

「一つの目的に一つの保険を選びましょう」

一つの目的とは例えば一生涯の入院保障ならば「終身医療保険」、一生涯の死亡保障ならば「終身保険」というように、分けて「単品加入」することを強くお勧めします。

●ひとつの目的にひとつの保険

            +


このように別々に単品で加入することによって、将来不測の事態が起こり、死亡保険の解約返戻金(現金)を手にするために、終身死亡保険を解約しても「終身医療保険」は別に加入していますから、あなたのもとに「終身医療保険」は残ります。このことはとても重要なことです。

例えば定期付終身保険のようなセットタイプの保険だと、現金を得るために終身死亡保険(主契約)を解約すると、医療保険(特約)も一緒に解約になります。つまりあなたのもとには一つも保険が残らないのです。そうなったら大変ですよ。なので将来渡って使い勝手の良い「単品加入」を強く勧めているのです。


6.良い担当者を選ぶ

保険は加入したら終わりではありません。加入してからが始まりです。末永くお付き合いの出来る担当者を選びましょう。

保険会社や担当者の都合などで加入を勧めることが無い担当者を選びましょう。

契約後の対応が早い担当者を選びましょう。(入院給付の手続きや内容変更手続きなど)

「解約」も契約者の大切な権利です。現在の保険会社は「解約阻止」に躍起になっています。そのため解約の意思を伝えてもなかなか手続きに来なかったり、ヒドイときには解約そのものに応じてくれなかったりします。いざというときに頼れる担当者を選びましょう。

さて、ここで取り上げた「担当者選び」は、契約してみないと解らないことばかりですが、そこで重要になってくるのが、あなたの「目利き」です。ちょっとでも違和感を感じる相手だったら迷わず担当者の変更を保険会社に申し出ましょう。ただ、なかなか言いづらいのも現実です。そこで、その場合はきちんと「加入の意思が無い」ことを伝えることが賢明です。このようなことからも、できれば「親戚関係」や「友人」「知人」からの加入はお勧めできません。なぜなら、クレームはもちろんのこと「解約」ということになったらモメることは必至ですし、その後の関係にも響くことになりかねません。なるべく他人の優秀な担当者から加入するのが理想です。じつはこの「担当者選び」というのは保険選びと同じくらい大切なことです。万が一「不良担当者」から加入すると、いくら良い保障内容でもあなたの保険の将来に暗い影を落と結果となります。


7.生命保険を選ぶのはあなたです

日本人における生命保険の加入は「依存体質」でした。どういうことかと言うと、保険会社や営業マンが勧める保険を深く考えずに契約してきたからです。あなたも一度くらいはそのような勧誘を受けたことがあるのではないでしょうか?そして「保険は面倒」と誰もが口をそろえます。本当にそれでいいのでしょうか?

生命保険とは本来、あなた自身の身に降りかかった不幸から、あなたや家族を守ってくれるものです。例えば大黒柱が不幸にも亡くなってしまったら、残された家族は「精神的苦痛」「肉体的苦痛」「経済的苦痛」を受けることになります。そして生命保険は「経済的苦痛」を緩和するために存在します。残された家族は大黒柱が亡くなった後も生活を続けていくのですから、生命保険ほど有効なものはないでしょう。

このように生命保険はあなたや家族をしっかりと守ってくれる、人間の命にかけられた「唯一の商品」なのです。そしてどのような保険に加入すべきなのか、じつは答えを知っているのは唯一あなた自身なのです。ですから、保険会社や営業マンが勧める保険に安易に加入すべきではありません。あなた自身で選んで、あなた自身の意思で加入すべきなのです。

生命保険の答えはすべてあなたの中にあるのです。あなたの目的に合った生命保険を上手に利用し、たった一度の人生に役立ててください。


「7つのキモ」のまとめ

1.安全な保険会社を選ぶ
2.健康なうちに加入する
3.税金のことも考えてみる
4.たまには保険証券を見てあげる
5.目的やライフスタイルに合った保険を選ぶ
6.良い担当者を選ぶ
7.保険を選ぶのはあなたです


これで「生命保険7つの基本」を終わります。最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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生命保険7つの基本
1.日本の生命保険事情2.驚きの未来予想図3.生命保険の3つの基本形
4.生命保険の現状5.死亡保障の考え方6.保険は保険、貯蓄は貯蓄?
7.保険の見直し7つのキモ

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